イタリア2015

5月のGW真っ只中、ミラノでTutto Foodという食品の展示会があるのでまたイタリアに行きました(ちょうど同じ頃ミラノ万博が始まったのですが、それとは別です)。
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今回はローマ経由でイタリアに行きました。ローマにいる友人に会いきたのも今回の目的の1つです。
ローマ、フィウミチーノ空港(別名:レオナルド・ダ・ヴィンチ国際空港)への向かう機内で撮った画像、きれいな夕日です。

友達の彼が空港まで迎えにきてくれ、その後みんなでチェントロにあるその彼の友人が働く海の幸が美味しいレストランへ行きます。
海の幸前菜1

海の幸前菜2
Antipasto misto di mare(海の幸の前菜)
スカンピリゾット
スカンピ(手長えび)のリゾット、絶品です。
マテ貝パスタ
マテ貝のパスタ(パスタは大好きなリングイーネ)

やっぱりイタリアはどこに行っても抜群にお料理が美味しいなと思います。

今回は友達の誕生日が近かったので、友達には内緒でその子の彼とケーキを出してもらう段取りにしていました。
何も言っていないのに、大好きなTorta Mimosa(ミモザのケーキ)でした。
中は爽やかなレモンクリームで、すごく美味しかったです。
Torta mimosa
Mimosaというお花をイメージしたケーキで、作り方はいろいろあるみたいですがイタリアでこれを食べたのは初めてです。
スポンジを細かく刻んで上に乗せそれをミモザの花にみたてているかわいい春(初夏?)らしいケーキです。
イタリア到着1日目からPerfectな食事でした。

La Pausaな話:アムステルダム/スキポール空港

12時間弱のフライト後、乗り継ぎのためアムステルダム/スキポール空港でちょっとほっと一息。
とはいえそうそう時間もないので、取り敢えずスタバでカプチーノを頼んでみる。
ご存知の通り、海外のスタバではレジで名前を聞かれ、それをカップに記載、コーヒーを作ってくれる人が名前を呼んでくれそれを受け取るシステム。
まともに名前が通じたことはあまりないけど、今回はレジのお姉さんにきちんと伝えた(と思う)。というのもきちんと『Tomokoね』って言ってくれたし、日本に興味があって、日本に行ってみたいの〜なんて話もしたし。
なのに…。

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La Pausaな話:アムステルダム経由で

久しぶりの更新です。休憩ネタからいかせてもらいます。
もうかれこれ2ヶ月前のお話です。
KLMオランダ航空、アムステルダム経由で一番好きな国に行きました。
最近はアムステルダム経由がお好みです(というか安いから、笑)。
飛行機で寝れるようにアルコール嗜みます(というか飲みたいから、笑)。
ハイネケンにそえられたプラスティックカップにオランダらしい模様がエンボス加工されています、凝ってますよね。こういうところがKLMの好きなところです。
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↑わかります?自転車。
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↑わかります?木靴とチューリップ。
貧乏くさいけど持って帰りたい、でも貧乏くさいから持って帰るのやめました(笑)。

ビール狂の私にとってこの細長いハイネケン缶はすぐに終了してしまうので、もう1本もらえますか?と少し年配の(でもすごく素敵な)女性の客室乗務員にお願いをしました。
そしたら『1本飲み終わってからね』ってマチュアな笑顔でまるで子供をたしなめるかのように(でも優しく)言われてしまい。言った自分が恥ずかしくなりました(笑)。
でもそのあとすぐに『今回だけよ』って素敵な笑顔とチャーミングなウィンクでもう1本くれました。その大人の対応に自分がさらに恥ずかしくなりました(笑)。

みなさん、飛行機でビールを頼む時は1本飲み終わってからにしましょう。
って当然やわね(笑)。

La Pausaな話 : ストラスブール/フランス

フランス、アルザス地方のストラスブールに行く機会がありました。
(コンフィチュールからアルザスづいています…)
友人が昔住んでいたので、すぐにわかる地図や美味しいお店の情報を教えてくれました。
中央駅(Gare central)に到着後、トラムに乗ってHomme de fer駅で降りました。
そしてその前には街の中心地、クレベール広場があります。
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Homme de ferとは鉄の男という意味で、ナポレオンに使えた将軍”クレベール”の事だそうで、この広場には大きな銅像が建ってます。
(わかりにくいですが、右手の方に何か銅像らしき物があるのわかります?)

さてさて、今回は一人旅なもんで(ってだいたい一人ですが…笑)、友達おすすめのお店をできるだけたくさんミッション形式で回ってみました。

Mission 1 : Maison Kammerzell
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ストラスブール大聖堂の前に、メゾン・カメルツェル(Maison Kammerzell)というホテルレストランがあります。ここは1400年くらいに建てられたものすごく古い建物とのこと。
ガイドブックには魚のシュークルートが有名とよく掲載されているようですが、友達曰くお茶だけで充分なんだって。でもアンティークさの重圧に勝てず、外から眺めるだけになってしまいました。

Mission 2 : pâtisserie Christianでチョコラショー(ホットチョコレート)とクグロフ
christian

ショコラショー

クグロ
パティスリーの中にサロンがあるのですが、ここではカフェではなくショコラショー(ホットチョコレート)を是非とおすすめされたので、ここは勇気を出して一人で入りました。
冷えた体には温かいショコラショーが最高でしたよ。
その帰りにパティスリーでクグロフ購入。ミッション成功です。
http://www.christian.fr/
10, rue Merciere 67000 STRASBOURG

Mission 3 : Au pain du mon grand pèreでバゲットを買う
友達がここのバゲットは世界一美味しいからと教えてくれたので、今回の一番の難関ミッション、頑張りました。
(ちなみに前回のコンフィチュールのネタの桃子さん、ここでも働いていたんだって~)
バゲット屋さん

バゲット
ヨーロッパのパン屋さんって自分であれとこれとって言うシステム。しかも私フランス語本当にわからないので、一番の難関ミッションでした。それでも何とかゲットしました。
つたないフランス語で”バゲット シルヴプレ”とかちょっといきって言ってみたら、一応通じましたが、なんせそこからが全くわかりません。どれがいい?的なことを言っている感じで、これ?ってお姉さんが指をさしたものを”ウィ”と答え、お会計。数字もわからないけど、とりあえず5ユーロ出したら足りるだろうということで5ユーロ出して、お釣りをもらいミッション完了。
ただバゲットを買ったのはいいけど、どこで食べるの?っていう一番の謎をかかえたまま、私は一日中このバゲットをかかえてストラスをぶらぶらしていました(笑)。
そして帰りの電車の中で、バリバリ音を立てながら食べたのでした。それはそれは世界一美味しいバゲットでした~。いつもながらおかしなアジア人です。
http://www.aupaindemongrandpere.com/
58, rue de la Krutenau

ちなみに残りは日本に持って帰りましたが、カチカチさ半端なかったです。あれで殴られたら気絶するだろう凶器になっておりました。良く空港で止めらなかったもんだ…(笑)。

って、ミッションって書いたわりには2つしか完了していない…(笑)。
(*ちゃうのよ、テンションが下がるくらいの凍てつく寒さで、あとはずっとカフェにこもったり、デパート見たり、スーパーめぐりしていたのです…えへ)
今度は気候が良い時にこの町に来たいと思いました。

アルザス仕込みのコンフィチュール

現在、阪急百貨店で日本の職人展というのが開催されています。
そこで”14人の食の女性職人”というブースがあって、友達の筒井桃子さんが、彼女が作ったコンフィチュールを販売されています。
彼女はフランスのアルザス地方にある最高峰のコンフィチュールを作る”MAISON FERBER”で修業をされていました。↓

http://www.christineferber.com/Christine-Ferber.html

jam
ユニークなジャムがたくさんあって、選べない~。
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オレンジピールってお菓子をイメージして作ったオレンジショコラ

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いちご・ミント・黒コショウのコンフィチュール

いつもカミカミなので、素敵な販売トークができるか不安でしたが、意外にOKです(←自分で言うなって?)。素敵なトークはできていないですが、商品の説明をして試食してもらった後に美味しい!って言ってくれる時のお客さんの笑顔はすごくチャーミングだと思いました(女性、男性関係なく!)。
またお客さんからの直接の声を聞け、すごく楽しいし、勉強にもなっています。

“甘いのが苦手なの”っていう声、わからなくもないです。でもでも、コンフィチュール(ジャム)は甘いものです(笑)、甘さの中にちょっとしたアクセント(例えばフレッシュミントとか黒コショウとか)を加えているので、そんな少しのユニークさを感じてほしいと思います。
“ペクチン使っているの?”っていう質問もありました。天然由来のペクチンはほんの少し加えています。ご存知のとおり、ペクチンは粘着性を出す添加物です(天然由来とはいえ一応添加物扱いです)。そういう観点からも使用しているのかを気にされる方もいらっしゃるんだと思いました。ただ、コンフィチュールという特性上、粘着は不可欠です。そして桃子さん曰く、煮詰めすぎるとフルーツ本来の風味が全部飛んでしまうそう。
添加物完全フリーのものを食べたいという思いは自分にも少しはありますが、フルーツを感じる美味しいコンフィチュールを食べたい気持ちの方が強いかな?
何よりも彼女が作るものだからこそ、信頼がおけるのも事実です。

14日の火曜日まで開催していますので、この機会にぜひ彼女の作る最高のコンフィチュールをご賞味ください。