展示会が終了し、アムステルダムの町をリサーチしました。
そのリサーチついでに(ついで?)オランダを代表するビール会社、ハイネケンの工場見学に行きました。
ハイネケンをいっぱい体感しました。
Amsterdam ②
Amsterdam ①
今年の5月にオランダ/アムステルダムで開催された展示会に行ってきました。
PLMAと呼ばれるその展示会はプライベートブランドの展示会で、PB(Private Brand)商品製造できますよ、という製造者が売り込みをする展示会です。
アムステルダムの中心からトラムに乗って20分くらいのところにあるRaiという展示会場です。
PLMAという展示会です。
冷凍パンの会社やら、ココナッツで作った寿司のお菓子(笑)
ハート型のサラミや冷凍のアップルパイとかいろいろありました。
正直、商談に必死で写真を撮る余裕なし。展示会の写真はこれだけですー(笑)。写真も撮らず一心不乱に仕事しておりました(ということにしておこう、笑)
そんなこんなで展示会の感じはこれにて終了〜。
あとは初アムスの市場調査とその他いろいろ。
わかりにくいのですが、真ん中にあるのはメレンゲ菓子。
ディスプレイが斬新です。
パッケージがシンプルでスタイリッシュなローチョコレート。
加熱していない原材料で作っているチョコレートですが、先日フランスのチョコレートメーカーの人としゃべっていたら、ローストしていないカカオを使用するので、品質管理が難しいと言っていました。
ほうほう、なるほどね。日本に製品として入ってくるにはまだ少し難関かもしれないですね。
オランダといえばゴーダチーズ、ここではたくさんの種類のゴーダチーズが売っていて、どれも美味しかったです。
私はバニラ味とトリュフ味のゴーダチーズを買ってきました。バニラ味のゴーダチーズはマスタードと合わせるとより美味しかったです。
ミントとラズベリー入りウォーター。
ラズベリーがふやけてて、ビジュアルが微妙でした(笑)
絶対あるよねリコリスキャンディ。相変わらず食べる気にも買う気にもなれず(笑)。
そして毎回同じこと言っている私。結構好きなんじゃないのか?
マーケットにあったチョコレートのお店。ナッツがごーろごろしたタブレットチョコレートが所狭しと並んでいました。
これは食品ではないのですが、ユニークなキャンドル。
“SHIT UR OLD!”
もはや年齢の数字をたてるのはナンセンス(笑)。
Age is just a numberですから、わざわざ年齢の数字をおかなくても、
“くそっ、年とってもーたんかいな!!”的なキャンドルで良いかと(笑)
ホテルの朝食が微妙だったので、近所のカフェで良く朝ごはんを食べていました。コーヒーはillyなので間違いない。
カフェの雰囲気とかスタッフとかすごく良い感じでした。
新しくできたシーフードレストラン。オランダ料理は基本美味しくないようですが、ここは雰囲気も良く素敵なお店でした。
そんな感じでAmsterdam②へ続く…
La Pausaな話:HOMEWARDS
1つ前の投稿があまりにも面白くないネタだったので、今回は夢のある話です。
食品とは関係ないので、休憩ネタになりますが、すごく夢のある場所のお話です。
神戸でアンティークショップを営んでいるお友達のお店の2号店が神戸のベイサイドにオープンしました→http://www.home-ward.net
そのオープニングパーティーに行ってきました。
パーティーのオーガナイザーはもちろん我らがAKARI KOIKEさん→ http://akarikoike.com
Homewardさんにぴったりの雰囲気を上手にセンス良くパーティー会場にしてしまう天才です!!
もしパーティーをすることがあれば、是非彼女にお願いしてみて下さい。パーティーが楽しくって、きっとパーティーアニマルになっちゃいます(笑)。
それではみなさん、Let’s go for a treasure hunting? (宝探しに行きましょ♪)
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食品衛生法
いつもどうでも良い内容ばかりなので、今日はちょっと真面目なお話。
私の仕事を一部ご紹介します(別にいいって?)
食品衛生法
これは私たち食品を輸入する者が絶対的に守らないといけない法令です。日本の食品衛生法で認められていない添加物や食品が入っている商品はもちろん輸入できないわけです。
そんなわけで、私の一番神経を使う重要な仕事の一つが原材料確認で、食品衛生法に基づき確認していくのです。
で、原材料チェックの流れはこんな感じ↓
1. 輸入したい商品が決まればメーカーに原材料リスト、製造工程表を取り寄せる
2. その詳細を食品衛生法に合致しているか確認し、不明点は再度メーカーへ確認
3. わからないことを管轄の検疫所(例えば通関を神戸で切る場合は神戸検疫所、大阪だったら大阪検疫所とかね)に照会し、さらに何を調べたら良いか、この商品はこれに注意すること、など教示してもらう
この”3″の検疫所対応がなかなかの仕事です。
水際で安全でないもの(安全が確認できないもの)を阻止する人々ですので、まあ厳しいです。
ただ、安全が確認できている商品を輸入するのが輸入者としての責務ですから、厳しくされて当然っちゃあ当然ですが…。
厳しい検疫所なのですが、それでも検疫所に出向き、商品の相談やわからないことを聞くことは本当に勉強になります。
一度こんなことがありました。
ヨーロッパのチョコレートに着色料をつけているものがありました。その着色料は”三二酸化鉄”という赤色の着色料です。
日本の食品衛生法の基準はこうです:
“三二酸化鉄は、バナナ(果柄の部分に限る。)及びコンニャク以外の食品に使用してはならない”
ということはチョコレートには使用できないのは明らかなのですが、なぜバナナの柄の部分とコンニャクにはつけて良いの?という疑問が出てきますよね。
そういう疑問にもちゃんと答えてくれるのが検疫所輸入食品相談室長です。
食品衛生法が施行されたのは昭和22年のこと。それまでに使用していた添加物などは見直しがされ、使えなくなったものや使用基準が定められたものがありました。
ただバナナについては、食品衛生法が施行される随分前の明治36年ごろ初めてバナナが日本に輸入されました。
特に、北九州の門司港発祥のバナナの叩き売りがさかんになった頃からこの着色料が使用されていたようです。市場に出るまでの処理の工程の選別のため色が付けられたようです。
直接食べる部分ではないから、今でもバナナには使用できるようですが、最近柄の部分が赤になっているバナナはみないですね。加工や流通が発達し全てがコンピューターで管理されているから色をつける必要はないですね…。
あと、コンニャクについては滋賀県の近江八幡地方に赤コンニャクという、特産物に使用されています。
この赤コンニャクは織田信長の時代(そうとう歴史が古い!!)からの特産品で、信長が派手好きであったために、コンニャクを赤色にしたのが、赤コンニャクの始まりです。
なんだか、完全にただのマニアックな雑学で、結局またどうでもいい話になりました(汗)。
す、すみません。